派遣会社の選び方、何を見ればいい?倉庫・工場系の営業が本音で解説【基本編】

派遣の制度・権利

どうも、なけ3です。リーマンショック世代で派遣登録からスタートし、気づいたら同じ会社の営業になっていたアラフォーです。現場で気づいたことをゆるく発信しています。 

このブログについて:倉庫・工場・物流系のブルーカラー派遣をメインに書いています。IT・事務系などのホワイトカラー派遣とは環境が異なる部分も多いので、その点はご了承ください。

はじめに

倉庫・工場などで働くとき、どの派遣会社を選べばいいか迷いますよね。 実は、派遣といっても最初から「派遣で働こう」と思って求人を探す人は少数派です。 

よくあるパターン: 求人サイトで「倉庫」「工場」で検索 → 良さそうな求人を見つける → 応募ボタンを押す → 派遣会社の面接・登録会に飛ばされる 「え、これ派遣だったの?」 倉庫・工場系では、最初は直接雇用と思って応募したら派遣だった、というケースが本当に多いです。

「結局どこに登録すればいいの?」 「どこも同じでしょ?」 そう思ってませんか? 実は、派遣会社によって全然違います。 得意なエリア、持ってる案件の種類、サポート体制、福利厚生。 全部バラバラです。 でも、大事なことを先に言っておきます。 

派遣会社は、あなたの希望をすべて叶えられるわけじゃない。 倉庫・工場系の案件は無限にあるわけじゃないし、全員が満足する案件を持ってる派遣会社もありません。

だから、「自分が何を優先するか」を決めてから派遣会社を選ぶ これが一番大事です。 14年間、倉庫・工場系の派遣営業をやってきた中で気づいた、派遣会社の選び方を本音で解説します。 派遣の基本的な仕組みについては、こちらの記事も参考にしてください。

👉 派遣の時給・交通費・3年ルールを全部まとめて解説【時給シリーズ総まとめ】

👉 派遣の種類って何がある?有期・無期・短期・紹介予定をブルーカラー営業が解説

派遣会社を選ぶ前に、自分の希望を整理する

派遣会社に登録する前に、自分が何を優先するかを整理してください。

① どこで働きたいか?

自宅から通える範囲?特定の駅・エリア?遠くてもOK? → 派遣会社によって、持ってる案件のエリアが全然違います。 例えば:

  • A社:各地域の倉庫・工場が多いエリアに強い(物流拠点周辺など)
  • B社:広域展開型(関東・関西・東海・九州など複数エリア)
  • C社:特定の駅に集中して案件を持っている(地場型)

1駅で何案件持ってるか? これが派遣会社によって全然違う。 ある会社は「新木場駅」だけで10案件以上。 別の会社は「新木場駅」で1案件だけ。 こんなことが普通にあります。 だから: 「自宅から通える範囲で働きたい」なら、そのエリアに強い派遣会社を選ぶ。 これが一番大事。

② いくら稼ぎたいか?

日当いくら稼ぎたい? 

例:日当12,000円稼ぎたい → 12,000円 ÷ 8時間 = 時給1,500円 交通費込み?別途?

  • 時給1,500円(交通費込み)
  • 時給1,400円+交通費別途

→ どっちが得か計算する 残業込みで稼ぐ?

  • 残業なしで1日8時間
  • 残業込みで1日10時間

→ 残業前提なら、残業がある現場を選ぶ

③ 遠くても稼ぎ重視?近場で安定?

パターンA:遠くても高時給の現場がいい 片道1時間でも時給1,600円 → 稼ぎ重視

パターンB:近場で時給低くてもいい 片道20分で時給1,400円 → 通勤時間重視

どっちを優先するか決める。 両方を叶えられるかどうかは応募地域の需要供給次第。

④ 作業内容は?

パターンA:稼ぎ重視(きつくてもOK) 重量物の運搬、ライン作業、フォークリフ → 時給高い

パターンB:楽な作業重視(時給低くてもOK) ピッキング、検品、軽作業 → 時給低め

「どっちもどっちで、楽な方がいい」こういう人も多く、それもOK。自分の優先順位を決めておく。

⑤ 安定性は?

パターンA:同じ現場で長く働きたい 3年ルールまで同じ現場 → 安定重視

パターンB:同じエリアで似たような作業を転々としたい 3ヶ月ごとに現場が変わる → 飽きない、いろんな経験

パターンC:短期でいろんな現場を経験したい 1週間~1ヶ月単位 → 自由度重視

これも会社によって得意不得意がある。長期安定の案件が多い会社、短期案件が多い会社、両方ある会社。 自分の希望に合った会社を選ぶ。

おすすめのバランス:家から通える許容範囲で、安定して作業があり、時給そこそこ。 この3つのバランスで納得できる案件を持っている会社を選ぶのが、一番長続きします。

派遣会社が出している求人の見方

派遣会社の求人を見るとき、知っておいた方がいいことがあります。

空求人は昔より減ってきている

空求人って何? 実際には募集してないのに、求人を掲載し続けること。 昔はこういう求人も多かったんですが、今は減ってきています。

理由: IndeedなどにBANされると再掲載がしづらくなる→派遣会社にとってデメリットが大きい

だから、悪質な空求人は減ってます。

年間通して掲載されている求人の実態

ただし、こういうパターンはあります: 

「年間通して取引がある会社」として求人を掲載 → 応募する →

「現在は募集が少なくなっている」 → 結果:紹介されづらい

これは空求人じゃなくて:

  • 繁忙期は募集してる
  • 閑散期は仕事はあるが募集が減っており、紹介するワーカーを派遣会社が選んでいる
  • でも募集人数の増減があるため、月繁忙に備えて求人は年中掲載してる

こういう現場は実際にあります。

見分け方:

  • 「急募!」「大量募集!」と書いてある求人
  • 最近掲載された求人

→ これらは力を入れて募集してる可能性が高い

繁忙期の求人

繁忙期に力を入れて求人掲載されている案件:

  • 年末年始(通販・物流)
  • お中元・お歳暮の時期
  • 引越しシーズン(3月)
  • セール時期

→ これらの時期は求人が増える 特徴:

  • 時給が高め
  • 大量募集
  • すぐ働ける

通年募集の求人

よくあるパターン: 年間通して比較的多く募集しているところ 2つのタイプがあります:タイプ①:不人気だけど、ある程度大人数を安定して依頼もらっている

  • 時給は普通
  • 作業はきつめ
  • でも安定して人が必要

→ 通年で募集をかける タイプ②:人気があるけど、入れ替わりが多い

  • 時給が高い
  • 作業は楽
  • でも3ヶ月で辞める人が多い

→ 常に補充が必要 見分け方: 面接や登録会で軽く聞いてみる: 「この求人、人気がありそうですね。いつも募集されてるんですか?」 「実際に働いてる方は、どれくらい続けてる方が多いですか?」 こんな感じで聞くと、営業も答えやすいです。

まとめと次回予告

前半では、派遣会社を選ぶ前に整理すべきポイントと、求人の見方について解説しました。

 ポイント:

  • 自分の希望(エリア・時給・作業内容・安定性)を整理する
  • 派遣会社によって得意エリアや案件数が全然違う
  • 空求人は減ってるが、繁忙期/閑散期の募集差はある

次回【後編】では、派遣会社の種類と特徴見るべき具体的なポイント避けるべき派遣会社の特徴を解説します。 👉 派遣会社の選び方【後編】(https://haken-life-lab.com/haken_erabikata2/)

※この記事は一般的な情報と、14年間の現場経験をもとにまとめています。詳細は各派遣会社にご確認ください。

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